ダイヤモンドペースト

アップルウォッチに擦り傷がついてしまった。

よく見ないとわからないような、細い線のような傷で、角度によってはほとんどわからない。

しかし、一度気づいてしまうと、どうも気になる。

自分にしかわからない、些細なことだが、どうしても気になり始めた。

なんとか、自力で傷を消す方法はないか、調べてみた。

粒子の細かい研磨剤で磨けば良いらしい。

★★★

以前、浴槽の鏡を磨くために購入したガラセリウム(ヤナセ)という商品があることを思い出した。

探してみると、すぐに見つかったが、中身が固まってきていて、使えそうになかったのでボツ。

車の研磨材コンパウンド極細(平均粒子サイズ1マイクロメートル)というのがあったので、これにしようと思ったが、説明書きにガラスには使用しないことと書いてある。

たぶん、いけると思うが、もし逆に細かい傷がついたら本末転倒。

いつも、こういう時に焦ってやらっかすのだ。

こういうときはグーグル先生だ。

★★★

ということで、某熱帯サイトで、ダイヤモンドペーストなるものを購入。

1800円。高い。粒子は14,000。

だいぶ細かい。

ついでに保護フィルムも買ってしまった。

近くのホームセンターも探したが、液状のものは粒子が3,000のものしかなかった。498円。

研磨フィルム(紙)のものは10,000のものもあったが、やはり液状の方が使いやすそうと考えた。428円。

宅配が届くのを待った。業者の皆さん、いつもありがとうございます。

★★★

注射器状の容器にペーストが入っている。

ピンクっぽい色で、早速、眼鏡拭きに少量付けてこすってみた。

最初の30秒くらいでは傷はとれなかった。

なんとなく嫌な予感がした。

ネットで色々調べてやらかしたこともあったからだ。

雑念を振り払いながら、少しずつこすってみる。

1分くらい擦るとなんとなく傷が薄くなったようだ。

だんだん大胆になり、少し強めに2分くらい、円を描くように擦る。

できるだけいろいろな方向から、一部だけ擦らないように、まんべんなく。

などと考えながら擦ることトータル3分くらい。

みごとに傷が消えた。

いろいろな角度から、デスクのライトで照らして確認したが、傷はない。

うれしかった。

以前にも書いたが、うまく保護フィルム貼れない問題(ほこりが入る)も、面積が小さいためにクリアできた。

なんかうまくいった。

★★★

ミスがあっても、焦らずに色々調べれば解決できる。

こんな些細なことでも、自分で努力して(お金とネットの力だが)解決できるとうれしいし、満足感がある。

こういう小さい積み重ねを、楽しめるマインドがあれば、48歳もどん底ではないのでは?

そんなことを思った。

ただ、注射器状の容器にはまだまだ使える研磨ペーストが大量に残っている。

まだ、何かに使えるのだろうか…。

お金とネットの力もいいけど、家にあるものでいけたんじゃない?

どこかでそんな声が聞こえた気もする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました